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「遠慮」は成果を遠ざけるという話

こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。
今回は、組織で生じる「遠慮」について書きたいと思います。

以前、部下から「すみません、メンバー間でやり合っちゃいました。」
と、そんな声をかけられました。

詳細を聞いてみたところ、事業の計画を詰めていく過程で、掲げる目標に対して、チームメンバーに高いレベルかつ多くの要求を求めてしまったため、結果として議論がヒートアップしてしまったということでした。

私はそれを聞き、「大変だったね。でも、とてもいいことだね」と返しました。

不必要な遠慮はするべきではない

仕事を進める上で、物事の全てがスムーズに進むことはありません。
大なり小なり、自分の期待と異なる結果や回答が相手から返ってくる場合がほとんどです。

だからこそ、当たり障りのないコミュニケーションばかりをしてしまうと、本来はお互いの考えを議論すべきである重要な事項まで、ともすればそのまま見過ごされる事態となりえます。

もちろん、仕事を進める上で相手に配慮をしてスマートにこなすということは、心がけとしては大事であることは言うまでもありません。
ただし、突っ込むべきどころでは、場合によってはしっかりと意見しなければなりません。
不必要に遠慮をして、本質的な議論まで避けてしまってはだめなのです。

「ヒト」と「コト」を分離して考える

一般的に、遠慮をせずに意見を言うことは、以下の項目に悪影響を与える可能性があると考えて避けて通るという人が多いのではないでしょうか。

・相手の体面
・相手のやる気
・自身の信頼
・人間関係

当然「言い方」によってはそういうことも起こりえるでしょう。
そこで重要なのが「相手を尊重すること」です。
そのためには、「ヒト」と「コト」をきちんと分離して考えてみることが大切です。

あくまで、「意見」や「考え」に対して互いに言い合うのであって、その人の「人格」を否定するようなことを言ってはいけません。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これは仕事を上手に進める上でとても重要なコツです。

当たり触りのないやり取りは言葉の重みが伴ってない場合が多く、伝えたかった想いが、相手には全く届いていない可能性が高いです。
同じ目標を持って進んでいる仲間に対して、遠慮をするが故に本質を指摘しないのは、それこそ相手を尊重しない行為ではないでしょうか。

常に目的を意識しながら行動する

もう一つ大事なことは、常に目的を意識し、あくまでその目的達成のためにはどうすべきなのかを議論するということです。

・何のために自分たちは集まっているのか
・このミーティングでは何を決めなければいけないのか
・会社、組織が成し得たいことはなんなのか

上記のような点を常に意識し、その時々の目的に立脚した議論を行うべきです。
チームで仕事をしている以上、同じ目的を持つチームメンバーの仕事に意見することに遠慮はいらないはずです。

繰り返しとなりますが、意見の否定は人格の否定ではありません。
チームで本当に目的を達成したいと思うのであれば、言うべきことは言い、時には「やり合ってしまったかな・・・。」と思ってしまうことがある方が、私はむしろ健全であると思っています。

「チームや事業の目標に向けて一番何が大事なのか?」

冒頭の部下は、常にそれを考えて仕事をしている為、結果的にヒートアップした、私からはそのように見えました。
その姿はまさにプロであり、年齢や立場関係なく純粋に尊敬できる、そんな出来事でした。

常に「ヒト」ではなく「コト」に向き合い、目的達成の為に時には「遠慮なく」言い合える、そんな組織にしていきたいものです。


なお、ベーシックでは、そんな「遠慮せずに」仕事に一緒に取り組んでくれる仲間を随時募集しています。
よろしければ採用ページもぜひのぞいてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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株式会社ベーシック代表取締役。事業の0→1専門家。マーケティングメディア「ferret」、マーケティングSaaS「ferret One」、簡単フォームSaaS「formrun」、他にもライフイベント比較サイトなど複数事業を運営。上場企業を中心に事業売却を計8回経験。
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