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人材業界のプロが本気で転職活動をしたらベーシックに辿り着いた話。

はじめまして、株式会社ベーシックで人事マネージャーを務めておりますfussa(@fussa_bfys)と申します。

この度8年弱勤めたHR系事業会社を退職し、8月からベーシックに入社しました。HR業界でマネージャーを長らくやっていた経験も踏まえ、ある意味誰よりも深く・濃く転職活動に取り組んだ結果、本当に素晴らしい会社にめぐり合うことができたと思っています。

ベーシックでは新しく入社したメンバーが入る度に入社エントリをnoteで公開しているのですが、今回はいわゆる通常の入社エントリと少し趣向を変え、私の実際の転職活動方法、人材エージェントとの付き合い方・選び方、転職活動で気を付けたいポイントなど、HR業界出身の私だからこその転職活動ノウハウも含めた形でご紹介していきたいと思います。

こんな方にぜひ読んでいただけると嬉しいです。

・転職活動のセオリーを知りたい方
・転職を考えているけど何から手をつければいいか分からない方
・成長産業、将来性のある会社で働きたい方
・頑張ったら頑張っただけ評価をされる会社で働きたい方
・エージェントとして活躍している方(紹介どんどん下さい!)
・絶対に転職活動を成功させたい方
・ベーシックに興味がある方


原体験・価値観の形成

突然ですが、皆様は何のために仕事をしていますか? 生活のため、将来のため、自己実現のためなどなど、聞いておいてなんですが、これは各個人の価値観によって様々なので、どんな理由でも正解だと思います。そしてそれに対する私自身の答えは、学生時代から今に至るまで一貫して「家族のため」です。

改めて自己紹介をさせていただきますと、私は5人兄妹の長男です。姉が二人、妹が二人という完全女系家族です。6歳年上の姉と、末っ子の妹との年齢差は17歳差あり、大変賑やかな家庭で育ちました。

一番下の妹が産まれると同時に母が大病を患い、父も間もなく就業ができる状態ではなくなってしまったため、姉二人は大学進学を諦め高校卒業後直ぐに働き始め家計を支え、私自身も学校以外の時間は週7でアルバイトをするなど、兄妹全員でまだ幼い妹を育てながら家計を支えていました。金銭的に恵まれた家庭では決してありませんでしたが、それでも家族・兄妹同士仲の良い家族であり、「兄妹仲良くしなさい」「恩返しができる人間になりなさい」と口うるさく育ててくれた両親には今でも感謝しかありません。

幼少時は父が自営業を営んでいたことや、大学ではマーケティングのゼミを専攻していたことなどもあり、経営やマーケティングに興味を持っていた一方、家庭環境を考えた際、新卒の就職活動では一貫して、

・安定的な経済基盤がある会社
・全国転勤が無い会社
・中~高水準の給与体系

を就職活動の軸として考え、銀行(エリア限定職)・地銀・信用金庫などを中心に選考を受け、結果的に銀行員として社会人生活をスタートさせました。

ところが、新入社員研修を終え、テラー(受付窓口)を経て融資事務を担当するようになり、資格取得のための勉強漬けの毎日、毎月変わり映えの無い給料日に記帳される手取り16万円という数字、40歳になるまで殆ど上がっていかないことが分かっている給与・評価体系、15年払いの奨学金債務などを見て、頭の中に徐々に「こんなはずじゃなかった」という想いが毎日繰り返されるようになりました。


前職での経験と転職を考えたきっかけ

その後、リーマンショック直後の就活で就職氷河期の再来と言われた2010年代前半、選考回数がとにかく多かったこの年度の就職活動を通じて、私は漠然と人事の仕事ってかっこいいなあと思うようになりました。家族を支えつつ自分自身の経済基盤を整えていきたいと考えていた私は、上記のようなささいな思いをきっかけに、興味のあった人事との親和性が高く、若い内から活躍する人も多いと感じた人材業界に転職をすることに決意しました。

その後、事業規模の拡大期にある会社を中心に転職活動を行い、ヘルスケア領域のHR事業会社に入社することになりました。有難いことに入社2ヶ月でトッププレイヤーとなり、入社半年を迎える頃には当時のグループ最年少で支店長を任せていただき、当初目指していた通り、ある程度の生活基盤も整えることができました。

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前職でお世話になった同僚たちと恩師(+満面の笑みの私※右上) 

それからも社内で順調にキャリアを伸ばすことができ、セールスの統括やコーポレートのマネージャーなど幅広い経験をさせていただいたのですが、コロナ禍においての採用市場の底冷えや、事業の成長性に対する頭打ち感などを感じる機会が次第に増えたことで、改めて今後の自分の人生やキャリア設計について深く考えるようになりました。そこで、自分自身がより大きく成長できる環境に再度身を置きたいと考えるようになり、8年ぶりの転職活動を決意しました。

また、人生に数度しか経験をしない転職活動です。であればと、今回私が意識したことは、転職活動を楽しむということです。できるかできないかは一旦置いておきますが、私は40歳頃を目安に自身で事業を興したいと漠然と考えています。現在32歳になるのですが、そのため逆算して考えた時に、35歳頃までには事業運営の知見や、CxO人材との折衝経験を更に積んでいく必要があります。

この観点において、今まさに第一線で事業運営をしている経営層の方々と直接1時間近く話ができる機会をいただけるなんて、面接以外だと中々難しいことであり貴重なチャンスではないでしょうか。そのため一方では、半ば恋人探しの旅に出かけるような感覚も持ちながら転職活動をスタートさせたのでした。

転職活動(準備フェーズ)

それでは、ここからはこのnoteでの本題である、実際の転職活動について触れていきます。

前職にて延べ数千名の転職支援に関わってきた経験がある一方、自分自身の転職は当然ながら数回しか経験はありません。しかしながら、転職支援として多くの経験があるからこそ、自身の転職活動についても絶対に妥協せず納得のいく結果を出そうと決め、事前準備とゴール設定を徹底しました。

私が仕事をする時に大事にしている考え方がいくつかあるのですが、その内の2つが「逆算思考」と「選択と集中」です。この考えに基づき、まずは毎日のようにやっていた採用のKPI設計を、個人の転職活動にも落とし込もうと考えました。当時ヘルスケアの人材紹介領域においては、求職者のエントリーから成約に至るまでの歩留まりは約15%程度でした。これは言い換えると、100名のエントリーを集めた場合に15名程度が入社決定に至る想定ということになります。(※通常の人材紹介より率は高いと思います。)

業界・レイヤーなど自分が今回求める役割を踏まえて考えた場合、ここまで高い率が難しいことは容易に想像がついたため、最終的な歩留まりはせいぜい3%いけばいい方かなと一旦仮定しました。当然ながら、できれば会社風土や条件面・環境面などを含め、複数社間で見比べがしたいと考えていたため、最低内定社数を2社としてゴールとして定め、そこからの逆算でエントリーする社数として66件が必要となると考えました。(※2社 ÷ 3% = 66社)

各社の内定が出る時期も極力揃えつつ、遅くとも1ヶ月半以内に転職活動を終えたかったこともあり(かなり駆け足です)、その66件のエントリー目標を、週次・日次ベースに落とし込み、日々エントリーの数を増やしていきました。

【スキル・経験の活かせる職種】×【興味のある仕事】にて内定を取ることができればベストですが、転職活動の成功には、歩留まりの良い職種(= 転職市場で自分の経歴がニーズとしてマッチする職種)での選考も同時に進めていくことが重要です。

その上で「選択と集中」をしていくのですが、それを行う上でも、とにかく手当たり次第に職種の応募をしていくのではなく、書類通過率が高い職種にて応募を重ねていく必要があると考えました。私自身一番長い経験がセールス分野なので、書類通過率が高かったセールスマネージャーのエントリー比重を増やし、興味はあるが経験は乏しい経営企画などは、無駄打ちになると感じ途中でエントリー自体控えるようになりました。

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※エージェント・職種別の実際に使っていた進捗管理票

なお、利用媒体に関しては転職エージェントを中心に活動していました。エージェントの利用について迷われる方ももしかしたら多いかもしれませんが、私は以下の理由において、転職活動ではエージェントを利用することを勧めています。

①求人企業への強いグリップ力を持ったエージェントが一定数存在する
②エージェントの採用フィーをしっかり採用予算として確保している、採用戦略に力を入れている事業会社を狙いにいける
③面接後のフィードバックによる面接対応力のブラッシュアップができる

それぞれ少し補足します。

①求人企業への強いグリップ力を持ったエージェントが一定数存在する
これに関しては、企業によって当然濃淡はありますが、やはり採用実績の高いエージェントからの紹介や、繋がりの深いエージェントからの推薦を人事側が受けた場合、プラスの先入観が働くことが当然あり得ます。

また、エージェントの営業目線に立って考えた際、求人の鮮度・希少性が高い求人は成約率も高く、優先的に充て込みをしたい案件であり、求職者から見ても内定の確度は高まります。複数のエージェントを同時利用することにより、自分にとって一番バリューの高い案件にめぐり合える可能性が最大化するメリットがあります。

更に言えば転職エージェント1年生も10年選手のベテラン選手も、基本的には求職者側から選ぶことができません。応対をしていく上で、信頼のおけるビジネススキルを持っているエージェントの見極めも自分の中では必須項目でした。結果として10社ほどエージェントと最初に面談をし、最終的には信頼のおける4社程に絞りお力添えいただきました。

②エージェントの採用フィーをしっかり採用予算として確保している、採用戦略に力を入れている事業会社を狙いにいける
転職を考える方で、特にハイ~ミドル層に多くいらっしゃるのが、『会社としてはエージェントには採用コストがかかる分、転職者観点では採用ハードルが上がるのではないか?』という悩みです。

結論、全く影響が無いとは言えませんが、経営者が本当に採りたい方に巡り合った場合には採用コストは最優先で考慮すべき問題ではなくなります。また、退職に次ぐ玉突き人事が横行する会社よりは、事業の成長戦略がしっかりと練られ、採用戦略・人員計画についても熟慮されている会社に出会える可能性は高くなります。

③面接後のフィードバックによる面接対応力のブラッシュアップができる
現職業務と並行しながらの転職活動をしていく以上、だらだらと転職活動をすることで本業のパフォーマンスを落とす訳にはいかないと考えていました。そのためにも面接毎に対応の良し悪しを自己分析し、可能な場合には担当エージェントからフィードバックも提供してもらい、高速でPDCAを回して次に繋げる必要があると考えていたため、第三者からの指摘は必須要素でした。

転職活動(エントリー~面接対策)

上記のように転職の方向性が決まったため、次にエントリーをしていきます。ここで、実際に行くかどうかも分からないのに応募するのは失礼では、と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です、そんな簡単には内定は出ません(笑)私も良さそうと思った会社はひとまずエントリーを行い、書類が通った所で本格的に企業情報のキャッチアップを行う形で進めていきました。

この企業情報のキャッチアップに関しては、以下の内容は最低限網羅した方がいい項目だと思っています。

・企業ホームページ
・SNS(Twitter・noteなど)
・IR情報
・会社の口コミサイトの情報(OPEN WORKなど)
・競合の同情報
・各エージェントの面接対策資料

なお、よく採用面接において、
「研修体制について教えてください。」
「一日の業務の流れについて教えて下さい。」
「ご縁があった場合、入社までに勉強しておいた方がいいことはありますか。」

こういった質問をされる方を見受けますが、この類の質問は基本的には中途の面接では好ましくないと個人的には考えています。上記企業情報からだけでも十分な情報は取れるため、その情報を用いてSWOTや5フォース分析などを簡単でもいいので自分なりに行い、会社に対する解像度を深めていく過程で出てきた具体的な質問を用意しておくのがより良いと思います。

また面接については、志望度が高い本命は真っ先に受けない方がいいと思っています。少し失礼に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは間違いなくそうで、転職を希望する大抵の方は、面接自体数年ぶりになる方が殆どだと思います。ましてや現在のようにオンライン面接が主流になっている中で、面接の空気感や間の取り方もかつてのオフライン面接と勝手も違います。

私も多数の転職支援を行ってきた経験から見事に高を括っており、余裕で話せるだろうと思っていたところ、最初の面接2~3件は面白いぐらい全く話せなかったです(笑)特に自己紹介は面接のイニシアチブを握れるかどうかを決定付ける重要な要素ですので、3~5分程度で要点をまとめて綺麗に話せるようになるまで、友達や家族にも付き合ってもらい事前の練習を念入りにすることは大変重要です。

その上で、以下のような内容を軸に、特に自身の原体験や価値観形成の礎となった部分がどこにあるのか、学生時代まで振り返って自己分析を行うことが個人的に非常に大事だと考えています。

人生のターニングポイントにおける意思決定プロセスや価値観の確認
・新卒時の就活軸やその後の転職軸
・転職/退職理由
・ありたい姿/なりたい姿
今までの経験の棚卸し(定量的な説明が望ましい)
・定量実績
・プロセス改善経験
・マネジメント経験
・成功体験/挫折経験
カルチャーフィット
・性格特性
・コミュニケーションタイプ
・志望動機

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※実際に準備していたベーシック志望動機の一部(原稿というより考えの整理)

但し、代表や役員クラスとの最終面接など、それ以前の事業部責任者との面接を通じて一定スキルセットの確認が終わっている場合、明確な正解はないような質問が多くなってくることもあります。(※あなたの考える理想の〇〇職としての役割は?など)

この場合は、それこそ自社での活躍人材になり得るかどうか、カルチャーフィットの見極めなどに軸足が重くなる傾向にあるので、素を出した上でオファーを出してくれる会社を探していけばいいかと思います。

ここまでご説明した形で進めた転職活動ですが、結果的には、内定4件・所要期間1ヶ月弱という数字で着地しました。前述の通り、当初は、2件の内定目標・1ヶ月半の転職活動期間を想定していましたので、数・期間ともに、目標をクリアーする形で終えたことになります。

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内定~ベーシックに決めた理由

有難いことに上記の内定に加えて、リファラルでも2社程声を掛けいただいていたこともあり、全部で6社の中から転職先を選ぶことになりました。その中でも、最終的には以下3社の中で迷いました。

①セールス  HR系最大手(ハイキャリア向け転職エージェント) 
②セールス統括マネージャー ヘルスケアHR最大手 
③人事(採用)マネージャー ベーシック

私は会社を彩り事業成長を支える根底は一貫して人材にあると考えており、事業成長に深く携わりつつ、個の価値観に紐づくキャリア形成にも寄与できる点で、「人」に携わる仕事に強くやりがいを感じています。また、将来的に事業を興したいと考えているため、事業や会社に惚れこんでいる場合にはCxO人材を目指せる環境があるかどうかも転職においては大事なポイントです。

よって以下の観点にて、この3社の中から選ぶことにしました。

1. CxO人材と近い距離で働き経営視座を学べるか
2. 成長産業にポジションを取れるか
3. これまでの経験を活かしてバリューを発揮でき、幅出しができる環境か

そしてこの観点に基づいた場合、以下のように、ベーシックこそが最適かつ最高の選択肢となると考えました。

1. CxO人材と近い距離で働き経営視座を学べるか
個人の成長度合いは、どんな組織で働くか、誰と一緒に働くか、普段触れ続ける視座次第で大きく変わっていくと思っています。

個人的な主観につき、そうでは無いケースも多々あるかとは思いますが、少数精鋭のスタートアップでは経営の意思決定が代表の意見の大きく左右される環境、ワンマン経営になっていくリスクもあるかと思います。

一方大企業・メガベンチャーの場合、株主向けに経歴を重視して事業への関与度が低いボードメンバーが招聘される事などもあるかと考え、上記を叶えるためには事業将来性が高く、経営陣との距離が近い事業の拡大期にある会社がベストだと考えました。

その点ベーシックは私にとって魅力的すぎるボードメンバーが揃っていました。

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・数十を超える事業創出・グロース経験のあるパッションを兼ね備えたCEOの秋山
・リクルートの中枢で経営企画室長・働き方変革推進室長を歴任し、今現在も事業経営をベーシックの傍ら行うCOOの林
・60社を超えるSaaS企業の顧問を務め、自身でもSaaS企業経営コンサル会社を経営するSaaS領域のトップランナーとして走り続けるCSOの佐々木
・ソニー・DeNAで要職を歴任してきたコーポレートのスペシャリストのCAOの角田
・10年以上に渡り当社の自社開発環境を支え続け、急成長SaaSプロダクト【ferret One】【formrun】の開発を統括し取り仕切るCTOの櫻庭

それぞれの管掌領域にスペシャリストが存在し、全員が共通認識で本気で事業を推進させようとしている熱量を面接の中で感じ取ることができました。

また、ベーシックが最終的に目指す世界観として「Webマーケティングの大衆化」を大上段に掲げており、Amazonが起こした流通革命や、セールスフォースに代表されるクラウド革命のように、企業間取引(BtoB)における革命を起こし、ネクストスタンダードを生み出す存在となる企業を目指しています。

ただのマーケティングツール屋ではなく、新しいバリューチェーンを引き起こし、本気でマーケティングという観点から世界に革命を起こしていきたいという代表の秋山の熱い想いに触れ、私自身強く心を打たれました。

2. 成長産業にポジションを取れるか

成長産業にポジションを取れるか転職をする以上考える必要があるのが、この転職が自分のスキルの幅や深度を深めつつ、ビジネス市場での転職市場価値を引き上げる転職になり得るのかどうかです。少し比喩的な表現になりますが、下りのエスカレーターで一生懸命走って登ったとしてもなかなか前には進めません。成長市場にある業界という上りのエスカレーターを全力で駆け上がることが、自分の価値向上を最大化させると私は考えています。

ベーシックが今目下取り組んでいる企業間取引の市場は、300兆円を超える巨大市場です。その上で、近年のコロナ禍において、急激に必要性が唱えられるようになった企業のDX推進やWebマーケティングへの移行は、あらゆる業界・企業においてますます増えていく一方だと考えられます。

前職の人材業界でも、HR Techの台頭や、異業種からの新規参入、SaaS事業の新規開発など、時代の潮流に大きな変化を起きていることを強く感じていましたが、その流れが人材業界以外でも今後急激に加速していくことは明白です。

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このような中でベーシックは、コロナ禍におけるWebマーケティングの需要の高まり、BtoB業界におけるいわゆる「BtoBマーケティング」の取り組みへの急速な移行を受け、売上・ユーザー数共に非連続的な成長を続けています。ITリテラシーの向上、Webマーケティング機能の強化は引き続き急務の事業課題として捉える企業も多く、ここがそのまま当社の事業成長余地に直結しています。

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3. これまでの経験を活かしてバリューを発揮でき、幅出しができる環境か

このように急成長を続けるベーシックにおいて、目下大きな事業課題となってくるのが人材です。プロダクト・事業部の急成長に伴い、現在ベーシックでは人員も急拡大をしています。この人員拡大のフェーズは、私にとって、人材獲得・魅力的なタレントの確保、オンボーディング機能の強化などは今までの経験を活かせる本流であり、自身のケイパビリティを大きく伸ばせる環境があると感じました。

今回与えられた職責は、エージェントのセールスではなく採用を始めとする人事機能のマネージャーというもので、あらゆる職種・職掌に対しての理解、事業構造・事業課題を汲み取る力、SaaS事業の優秀なタレントプールとの折衝、経営層との折衝など、様々な成長機会か大変魅力を感じる仕事です。

更にいえば、これだけ事業成長スピードが早いということは、反面まだまだジュニアクラス~ハイクラスまでそれぞれの部署で今後も恒常的に良いタレントを取っていく必要があるということです。場合によっては人事という機能に線引きをせず、必要に応じて人事機能以外への役割の幅出し、成長機会を自主的に創出していくことのできる事業成長フェーズは、他にはない唯一無二の存在かと捉えました。

ベーシックではミッショングレード制に基づく、社内満足度90%以上を誇る人事制度が存在しており、入社年次・年齢・性別に起因しない評価制度を取っています。実際に新卒1年目の社員でもグレードが上がったり、卓越したバリューを発揮した社員は飛び級でのグレード昇格も今までにもありました。頑張ったら頑張っただけ即時評価がされる制度が整っている点も大変魅力が大きいものでした。

なおこれに加えて、福利厚生面での環境が整っていることも、さらに判断を強固なものにしてくれました。

・育児や介護のために有休以外に特別休暇が取れる当社独自制度「エフ休」
・なかなか聞かない会社全額負担の団体医療保険制度
・賃貸主契約者、半蔵門まで最寄り30分以内の駅に住む社員が対象となる「イエチカ制度」※家賃補助制度
・男性マネージャーでの取得実績のある育休制度

冒頭のように仕事の源泉が家族に紐づく私にとって、仕事も家族も大事にすることが可能で、ワークライフバランスに留まらない「ワークライフインテグレーション」のスタンスが取れる環境が整ったベーシックは、非常に魅力的な会社だったのです。

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※ベーシックの福利厚生の一部

今後やっていきたいこと、実現したいこと

前述のようにベーシックでは事業成長に伴う人事課題がまだまだ多く顕在化しています。将来的にはIPOも見据え、今後も各事業部が非連続的な成長を遂げていくためには、今のベーシックに流れるコンピテンシー(行動規範)を現社員が踏襲しつつ、新しい風もどんどん取り入れていく必要があると思っています。

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そのためにはマーケットにおける採用競争力も強化していく必要があり、人事機能としてのクロージング力・採用広報力の強化、ネームバリューの向上は必要不可欠だと考えています。また、新卒採用からのプロパー育成も中途同様に力を入れていく必要があり、採用に留まらないリテンション機能・教育研修などの人材開発機能も今後強化していく必要があります。

更にいえば、ベーシックの将来像・全体像を正しく理解し、正しい見極めを持ってより筋肉質な組織へ成長させていくことが、事業発展を支える今後の人事マネージャーとしての期待役割だと考えています。ベーシックにジョインして早3ヶ月程経過しますが、本当に明朗で素直な方、事業成長に本気でコミットしている素晴らしい社員ばかりの会社だと感じています。私としても是非もっと社会に認知をしてもらえる会社にしていく必要があると思っていますし、一緒に働きたいと感じていただける仲間もどんどん増やしていきたいと思っています。

組織の成長・事業の成長・自分の成長も同時に急成長をさせていきたいという欲張りな方は是非一度私とカジュアル面談をしましょう! HPもしくはTwitterのDMからでもOKです! 今回ご紹介したような私の経験に基づいた転職活動・新卒就職活動のご相談もいつでもウェルカムです!

最後までお読みいただきありがとうございました。 近々このnoteをご覧いただいたどなたかとお話できることを楽しみにしています!Twitterでも採用関連の情報を発信しておりますのでよろしければフォローをお願いします!

https://twitter.com/fussa_bfys

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