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本気で働き方を改革するためにSaaSのイベントを開催しようと思ったワケ

こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。

ベーシックは、来たる2019年7月9日(火)に、SaaSに特化したイベントである「SPIC2019(スピック2019)」を開催します。

おかげさまで事前予約でほぼ満席、たくさんのお申し込みをいただいており、まずはホッと一安心。ありがとうございます。
今回も、このイベントのコンセプトに賛同・ご快諾いただいた、素晴らしいソリューションを提供している企業様と、各セッションでご一緒できることになりました。

昨年の2018年がまさにSaaS元年でした。今年ますますSaaSが活況の様相を呈してきたなか、今回の「SPIC」は第2回目の開催となります。
そこで、今回はそもそもなぜ「SPIC」というイベント自体を自社で開催しようとしたのか、その背景や想いについて綴っていければと思います。

SaaSが多くの企業の問題解決をする

今注目されているSaaS。これはSoftware as a Service の略で、一言で言うと、従来インストールなどをして使っていたソフトを、クラウド上で提供する形に置き換えたものです。(詳しくは弊社のメディアであるferretの下記記事をご参照ください)

加速するテクノロジーの進化と、それに対応する人材不足の問題。
一方で、従来のオンプレミス型では、実装に時間がかかり、多くの専門家をアサインする必要があったことから、運用やメンテナンスに課題を抱えがちでした。

私は、SaaSがこれらの問題を解決するものだと感じています。

なぜなら、SaaSによって、ソフトウェアがこれまで持っていた更新性の煩わしさをベンダー側が受け持ち、ユーザーは本来取り組むべき業務に専念できる環境を手に入れることができるからです。

「SPIC」とは

イベント名である「SPIC」は「Saas Productivity Improvement Conference」の略です。
なぜベーシックが「SPIC」を開催しようと考えたか?
端的に言えば、素晴らしいSaaSプロダクトの魅力を多くの人に知っていただきたかったから、これに尽きます。

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働き方改革が叫ばれる一方で解決の糸口が見えていない

・慢性的な人手不足
・育成・教育環境の未整備
・長時間労働問題
・デジタルデバイド

「SPIC」は、これらの問題について、テクノロジーの観点から解決策を提示するイベントです。特に私自身は人材難という社会問題に強い問題意識を抱いています。
単に、「便利か否か?」「プロダクトが必要か?」という観点だけではなく、企業が抱える人的リソース不足に焦点を当て、イベントを構築しているところがポイントです。
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経営層が抱える経営課題を解決する

先日初めてのnoteのエントリーにも書きましたが、大前提として弊社の取り組みの軸は問題解決です。

言うまでもなく、経営層は多くの経営課題を抱えていて、常に解決策を模索しています。
そして彼らの多くは、「近年トレンドとなっているSaaSの活用がそれらの解決策になるのでは」と、なんとなく感じていました。

しかし、SaaSが解決する問題が具体的にどんなものであり、自分たちの会社にとってどのような効果をもたらしてくれるかの理解は、一般的にはまだ深まってないと感じていました。

であるならば、「”サービス”と”経営課題の解決方法”を同時に理解する場を我々が作ることに意義があるのでは」という結論に至りました。

従来のイベントスタイルを変革!ベンダーではなくユーザーが主役

このイベント設計において、私自身がどうしても解消したい問題がありました。それは、サービスの導入を検討している人が、会場内を歩き周り、売り込まれる従来のイベントスタイルです。

これは、もともと私自身が様々なイベントに参加して感じていた違和感がきっかけです。その違和感とは、どのイベントもベンダー主体であり、売り込み色が強いため、どうしても自分ごとになりにくい、ということです。

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サービスを検討している人が、どのようにサービスを選択すべきか悩みながらひたすら歩き回る。なぜ、サービスの導入を検討している人を第一としたイベント設計になっていないのか。

もっと検討している人の気持ちに寄り添った方法はないのか?

あまりにも当たり前となっていた従来のイベントスタイルに疑問を抱いており、検討している人を歩き回らせることなく、知りたい経営課題に向き合う時間を増やし、具体的な解決策を聞ける場を作りたいと強く感じていました。

主役は、検討している人(経営層)であり、
我々ツールベンダーは主役である彼らの伴走役になる。

各社のツールのご利用者様に、導入当時の課題を含めて赤裸々に語っていただく、その結果、イベントに参加した検討者自身が、抱えている問題を自分ごととして解決するイメージを持っていただけるようになる。

これらを実現したイベントが「SPIC」なのです。

今回の「SPIC2019」の具体的なセッション内容につきましては、ぜひとも以下のサイトをご覧ください。課題ごとにセッションを設けているので、気になるセッションだけを見ていただくことも可能です。

群雄割拠の様相を呈してきたSaaS領域において、今後はますます情報過多になることが想定されます。そのなかで、「SPIC」が皆様の情報整理の一助になることを願っています。

いよいよ始まる第二弾の「SPIC」。

参加される皆様にとって、有意義な時間になるよう運営一同頑張ります。当日は、たくさん方にお会いできることを、楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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