外交のすゝめ
こんにちは、株式会社ベーシックのthe_mochidaです。
2024年は「外交活動」という新たな取り組みに精を出していました。
旧知の親交を温め直したり、新たな人脈を増やしたりなど様々ですが、活動記録と成果を残しておきたいと思います。
自己紹介代わりに、過去に書いた記事たちを載せておきます。基本的には営業畑の人間です。
外交活動とは
ベーシックにおける外交活動の意味合いは、優先度順に下記3つです。
リード獲得
パートナー拡充(代理店 / 商品開発)
その他
まずは圧倒的にリード獲得が最優先です。自社のマーケティング活動だけでは出会えない層と出会い、打ち合わせに繋げていくことが主な目的です。とはいえ僕たちの事業領域だと、外交で知り合った人とすぐさま商談になるようなケースはあまりなく、親交を深めていく中で突発的にニーズが発生しお声がけいただくというのが大半です。そのため、打ち合わせも商談というよりは事業の紹介をし合いなんらかの形で覚えておいてもらう、という活動が大事になっています。
一方、交流会などに参加すると人材紹介や営業代行の会社の人と多く知り合います。彼らは慢性的に顕在化しているニーズに対して提案するので、即商談に繋がるケースが多いようです。(ちょっと羨ましい)
パートナー拡充についてもかなり多くの会社と知り合います。事業同士連携することで顧客に提供する価値を最大限高められる場合もありますし、弊社がすでに利用しているサービスを乗り換えた方がコスト削減に繋がるという場合もあります。こちらも事業運営をしていく上で大事な出会いだと認識しています。
3のその他については、人脈が増えるなどの外交活動の結果の副産物です。副産物としての価値としては、とにかくたくさん人に出会うため、メンター的な人にも出会うことがあります。
困ったときにフラットに壁打ちしてもらえる人や、色々なところに連れ出してくれる人、様々な人を繋いでくれる人、など、そんな人たちと多く出会いました。目に見えるビジネスに直接結びついていなくても、たくさんの外部情報に触れ続けることで知らない世界を知る、という貴重な経験もできました。
余談ですが、僕はいままで「食」に対してほとんどこだわりがなかったのですが、外交で美食を複数経験することで食の楽しみ方を学ぶことができました。美食家に食の楽しみ方を教えてもらったことがきっかけです。今では食べログ百名店に行くことが密かな趣味となっています。今までの人生の延長線上になさそうなことに新たな興味が湧くということも外交の醍醐味だと思います。
2024年活動記録
とにかく
飲み
ゴルフ
経営者カンファレンス参加
の3つを意識していました。
いつもの仲間たちと、ではなく、新たに知り合う人をどれだけ増やせるか、に重きを置いて活動していました。facebookの友達人数をひとつのモニタリング指標としていまして、各月のサマリは以下です。
飲み:53回
ゴルフ:55回
カンファレンス:4回
その他交流会:28回
FB友達増加人数:518名
年間500名を超える人と新規で出会うことができました。もちろん全ての人と等しく親しいわけではないのですが、何人かはかなり親しくさせてもらっているし、発注していただいた人もいます。
僕の外交におけるモットーは、「誘われたら断らない。予定が空いていたら絶対に参加する」です。フッ軽の持田としてみんなに認識してもらえるようにとにかく断らないことを意識していました。
参加直前は正直、「ちょっとめんどくさいな。。。」と感じることもあるのですが、参加したあとは結局「行ってよかった!!」となることが多いです。意外に素敵な出会いが待っていますので、ぜひ積極的に出かけていくことをお勧めします。
外交の成果について
獲得商談数:44件
獲得受注数:14件
です。なお、
リード1件あたりの獲得コスト
商談1件あたりの獲得コスト
受注1件あたりの獲得コスト
については、通常のマーケ施策と同等か少し低い傾向にありました。
すぐに具体的な商談に結びつかないことが大半ではあるものの、結果的にお声がけいただいたり顧客を紹介していただいたりなど、様々な繋がりでビジネスになっているものも多いです。
実践している外交術
ここからは、外交時に常に意識している先人の知恵を紹介します。
1.マルゴト株式会社 コンさんのnote
この10ヶ条は全てやっています。交流会の名刺交換や挨拶って自分から話しかけるのはすごく気が引けるのですが、コンさんのnoteを読んだあとに参戦すると気持ちが楽になります。「参加者全員、本当は名刺交換したいんだけど自分から声かけるの恥ずかしいからスマホ見ていたりするんだ」と脳内変換し、自分からご挨拶いいですか、と話しかけにいきます。3分程度お互いの自己紹介をして、ではまたよろしくお願いします、と頭を下げるとそこでの会話は終了です。それの繰り返しです。僕は結構引っ込み思案で新しい人と積極的に交流するのはできれば避けたいな、と思うタイプなのですが、このnoteのおかげで交流会での名刺交換は怖くなくなるどころか、得意になりました。
2.Speee株式会社 本多さんの教え
Speee社の中での外交といえば本多さんです。僕も外交活動を始める前に直接コツを教わりました。コツといっても、シンプルです。
名刺交換後はfacebookで友達申請をし、メッセージを送る。メッセージの中に、いつどこで出会ったかを入れておくとお互いに思い出しやすい。というものです。どうしてもfacebookで見つからない人以外は、全てこれを徹底してやっています。
年間通して複数のカンファレンスや交流会に参加していると、二度目ましての人とも多く出会うのですが、過去のメッセージのやりとりがあるので、「あ、あそこでもご挨拶してましたね」という話題につなげることができて有意義です。
3.GMONIKKO株式会社 佐久間さんの教え
よくゴルフに呼んでいただく兄貴的な存在です。
佐久間さんも経営者になってからは積極的に外交しているとのことで、常に意識していることを聞きました。
それは「むやみやたらと営業しない」ということです。少なからず知り合いになっている人に本格的に営業すると、相手も断りづらかったりするので本当にニーズがある時に提案する、ということをオススメされました。
確かに僕も、新たに知り合った人からニーズがないのに急に営業される、みたいな後味の悪い経験はあるので肝に銘じています。
事業のことだけしっかり伝えておけば、相手にニーズが発生したタイミングで思い出してもらえるということも経験しました。
4.noroshi株式会社 秋元さんの教え
様々な人を繋いでくれる、人生の先輩です。
秋元さんからは2つ、名言をいただきました。
新規知り合いは必ずお互いの事業紹介をしあうMTGをセットすべし
お酒の席ではフルスロットル
1つ目を実践するようになってから、商談数が爆発的に伸びました。もちろん、すぐ具体的な商談に繋がることは多くないのですが、ただ名刺交換しただけではなく、その後しっかりとお互いの事業について知り合う時間をとるため、何もしていない人よりしっかりと記憶に残ります。
2つ目は、まだ僕は実践できていませんが、その場のノリに合わせてガッツリ盛り上げることで経営者から可愛がってもらえたり、人脈も圧倒的に増えていくそうです。いつか実践していきたいです。
5.株式会社wevnal 森元さんの教え
新卒時代の同期である森元さんからも話を聞きました。
商材のターゲットを細かく絞り込み、ターゲットが出席しているイベントに積極的に参加し商談機会をたくさん創出しているそうです。完全に商談に振り切っているABM外交として大変参考になりました。
僕の2024年はリード獲得がメインだというものの、人脈増も裏テーマだったためABM的な意味では活動していませんでしたが、話を聞いてなるほどと思ったことも多々あり、2025年は挑戦するべきテーマだと感じました。同時にやはり持つべきものは社外の友だとも思いました。
まとめ
いかがでしたか?
外交活動って自分以外にはその活動の全貌はなかなか見えないもの。
かくいう僕も社内では、「持田さんっていまなにしてるの?」と聞かれることも多いですw
2025年はこれまでの反省を活かし、社内への発信も力を入れていこうと思います。
ですが外交は、誰にでもできることではないのもまた事実。この記事を読んで、「自分もできるかも!やってみたい!」と少しでも感じた人は、きっと素質あります。ぜひ2025年はチャレンジしてみてください。
新たな人と出会うことで、仕事もプライベートも人生の視野が拡がること間違いなしです。ともに人生を彩っていきましょう!
※健康にだけは気をつけてくださいね※
さて、いよいよアドベントカレンダーも大詰め!
明日はベーシックのシャ乱Qこと、マーケ部の林ゆうぺいです!
お楽しみに!